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こんなに世界は、優しいのだから。
――――――――――
うっかり冬服。
追記にはアンさんエルさんのSS、です、が何かもう恐ろしいレベルの自分設定です。もういっそ私の見た夢をそのまま書いたとか思ってくれてかまいませんレベルですよ^○^あと笹原さんからのリクエストがアンエルだったのでほんのりだけカップリングっぽいこともないではない。エルアンかもしれない。
何があっても怒らないよって方だけ…!
目が覚めた時、「ここは天国か」と聞いて怪訝な顔をされてしまった。
この世界は奇妙だ。自分が居た世界に少し似ている。家に帰るとギロチンで処刑されたはずの父が笑顔で出迎えてくれる。地図で見たところ生まれ育った国もあるようだが、実際に行って見たことはない。
自分はこの世界の学校に通って、甲子園を目指している。
とても奇妙な感覚だ。子供の頃に若返っているということも、何もかも。
だが、脳裏では覚えている。この世界で生まれ育ってきたという『設定』を。
そんなある日彼が部活に入ってきた。
見覚えのあるその姿よりも、遥かに若かったが一瞬で分かった。
「…エルステッド」
「What?ちょーっと何でそんないきなりかしこまって呼んでんじゃーん!いつもどーりエルって呼ぶと良いネー!」
「……エル、か」
まぶしくて、目が眩みそうになった。
彼と周囲は、エルステッドが昔から居たように振舞っている。いや、実際自分以外の人間にとってはそれが事実なのだろう。
数日後、トレーニングを終えて軽くストレッチをしているとエルステッドがじゃれついてきた。
「ナーナー小林がヨー、新しい魔球開発したいって言ってたよナー?」
「ああ、言っていたな」
「それで考えたんだけど、この間科学の授業で磁力と電気についてやったジャーン?あれを利用して何か出来ないかナー?」
「電気と磁力、か」
ふわり、ふわり、暖かい記憶が降ってくる。
ああ知っているよ、エルステッド。
それは貴方の貢献だ。
私と貴方の、発見だ。
「…そうだな。まぁ今はまだスーパー反則マグネットボールの開発に着手したばかりだろう。そちらを完成させるのが先ではないか」
「チェーッ、まーアレが完成したらそりゃー無敵だけどヨー」
「小林にもそう言っておこう。何かと焦ると良いことがないぞ。」
ふわり、ふわり。
分かってる、分かってる。
楽しい時間を出来る限り引き伸ばしたいだけだってこと。
幸せな時間は多分、そんなに、長くはない。その時が来たら、潔く諦めるから。
私と貴方の発明が本当に必要になるその日まで、まだ、
「エル」
「んー?何だよー?」
「少し傍に来てくれないか」
「Why?」
怪訝そうにしながらも、寄ってきたエルステッドに、恐る恐る手を伸ばして―くしゃりと、頭を撫でた。
「Oh?一体何?」
「…いや何でもない」
ずっと
ずっとこうしたかったんだ。
貴方と馬鹿みたいに遊びたかった
貴方に通じる言葉で喋りたかった
貴方の論文を見るだけじゃなくて、こうして触れたかった。
「ああ…そうか」
「Ah?」
そして、飛び切りの笑顔で、笑った。
(きっとこれは、僕へのご褒美)
――――――――
どんこば!の世界の科学者の戦隊だったり野球だったり探偵だったり魔法使いだったりってのはドンブリーとコバッチ(とスタッフ(笑))からの、科学に貢献した科学者達へのとっておきのご褒美なんじゃないかな妄想がパーン!となった結果です。普段からこんなことばっかり考えてるいたたたた。モールスさん画家になりたかったからルーベスンなんだよねあいたたたたた。
ていうか普通に生まれ変わりネタでも良いじゃん上のって思ったけど、まぁ良いか。
~つまりこういう妄想~
①どんこば星は滅亡と共に基礎的な科学の力を失ってしまった。元々どんこば星が参考にしていた地球の科学の力を使うため、既に亡くなっている科学者を復活させた(そういう超応用の機械類は残ってたけどということで)。まぁでもこっちの我侭でってことなんだから思いっきり楽しい世界で科学の力を使ってもらおう!と尽力するどんこばの二人。どんこば星の復活を阻止しようとするフロシキー様にファラデーさんが攫われちゃったりギルバートが魚に食べられちゃったりこのSSみたいにたまに生前の記憶も残ってたりもするけど、それなりに頑張るよ!
地球はどんこば星から遥かに遠いため、そんなややこしい手段を使ってるよ!でも既に地球の人類が滅亡しちゃったからそういう手を使わざるを得ないとかでも良いね!もしくは猿の惑星やAIみたいに地球→どんこば星でも良いと思う。
②もしくは、どんこば!達が作る世界は「夢みたいな世界」じゃなくて「夢の世界」で、だからヘンリーさんは夢の中でどんこば!達に会ったみたいなね。時空を超えて夢に忍び込める生き物どんこば!
えーっと…
どうやって謝れば良い、かな…
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>>commemt